ブログ更新!!
大変御無沙汰しております・・・・・ ・・・・・ ・・・・・まずい
ブログ更新せずに3年と6ヶ月の月日が流れてしまいました・・・
申し訳ございません!!
管理者A→役員Aにもなりました!!
皆様、今後とも宜しくお願い申し上げます。
さて、秋も晩秋になり、朝晩の冷え込みが厳しくなって参りました。
体調管理には十分ご留意くださいます様お祈り申し上げます。
さて今回は滞っておりました『お茶室について』お話させて頂きます。
来年、東京オリンピックの開催もあり、世界各国から日本へたくさんの方が
来場されるかと思います。良き日本文化をより世界に広め、日本の良さを
もっと世界に伝わって頂ければ幸いです。
さて本題に移ります。
お茶室と言っても様々ございます。その中でも今回はN工業高等学校にて
施工したにじり口のある茶室を御紹介いたします。
『躙口(にじりくち)』茶室における客の出入り口
草庵風茶室に使われる入口の形式で千利休が茶室に初めて試みたとされております。
高さ二尺二寸、巾二尺一寸 程 高さ66cm、巾63cm程の開口でございます。
にじるように出入りするところからの称。
低く頭を垂れて伏して入らなければなりませんので、昔は身分の上下も絶対的な
ものでありましたが、茶室の中ではまず、自分というものを一度捨てお互いに
ひとりの人間として対峙する。言わば立場を捨て、無垢なありのままの姿になれ
と言う事なんです。
空間の所作によって教える、究極の空間とお茶室はいえます。
扉も板戸といい、雨戸を切り縮めた形式でわびた心持ちを表しております。
続きまして 『掛込天井』をご紹介します。
天井の構成による名称で庇(ひさし)が室内に貫通して屋根裏の構成を室内に
見せて傾斜天井となっているものを言います。
『真・行・草』という言葉がございますが
『真』基本形、正式、格式が高い
『草』自由、変形した優雅な形
『行』真と草の中間
となっております。
この掛込天井はこの『行』に当たります。茶室には真行草も用いられており
様々な材料も使用します。
簡単に言えばすべて良い物ではなく、普通の物や、自然な物も取り入れなさいという事です。
例えるなら人間模様のような・・・良いも悪いも合わて・・・最高の空間ができる・・・やはり究極・・・
この奥深いのが茶室でございます。
いかがでしたでしょうか?
先人は色んな思いを込めて物造りをしていたんだなと改めて感じます。
現在こういった茶室を造れる人は少なくなっており、本当のお茶室を解る人も
少なくなっているのでは無いかと思います。
この貴重な日本文化を守って行ける様、次世代にもお伝えし、技術の継承ができます様
社員共々頑張って参ります。
その他、ブログでも皆様に様々な建築の楽しさをこれかもお伝えしていければと
思っております。
最後になりますがブログの更新が遅れました事深くお詫び申し上げます。
どうぞ弊社ノアテクノス株式会社を今後とも宜しくお願い申し上げます。
※サイト等からの情報の引用と勝手な自分の解釈を入れておりますので、
申し訳ございませんが間違い、苦情等は御理解の上お許し下さるようお願い申し上げます(笑)